天文アマチュアのための電子工作

ビクセンモータードライブ回路の内蔵化

 ビクセンのGPガイドパックは移動に便利な赤道儀です。また、例によってモータードライブ回路を内蔵化してみました。
今回は、皆既日食に持っていくことも考えて追尾速度を太陽時に変更できるようになっています。

製作

ビクセンのモーターケースからモーターを取り出し、ケースの底の部分に合うように基板を切ります。

回路は新規に設計しました。基準クロックは、16MHzの水晶発振モジュールです(左側の8ピンのIC)。分周は、PICマイコンで行います(右側の18ピンのIC)。
制御は
・電源(+6V)
・GND
・追尾速度(GNDで太陽追尾、オープンで恒星時追尾)
・2倍増速(GNDで増速、オープンで通常速度)
・停止(GNDで停止、オープンで通常速度)
・反転(GNDで反転、オープンで正転)
になっています。ですから、これらの機能が必要ない場合は電源のみ接続すれば動作します。電流は約115mA流れました。
回路図ソースファイルです。

モーターを接続したところです。

外付けのコントロール回路です。北半球の恒星時駆動で使用する場合は、このコントロールボックスは必要ありません。このボックスを付けることにより、正転逆転の制御や追尾速度の変更及び2倍速、停止の制御が出来るようになります。電池は単4が4本入ります。この場合、連続6時間30分動作しました。

全体です。

アフターフォロー

ビクセンのポータブル電源SG1000です。移動時には便利です。